医療法人山桃 矢山クリニック

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043 044 045 046 047確かな目的と継続

2019/11/21/(木)

 043 経営の目的をどこに置くかということが重要です。私はなるべく次元の高いものであるべきだと思っています。

 

 044 「反省」は一度すればいいというものではありません。繰り返し行うことが不可欠です。


 045 この世に生まれ、存在していることは必然であり、存在するだけで価値があるのです。


 046 「必然的に生まれた」と捉えることによって、生きる意義、意欲、氏名というようなものが出てくる。


 047 われわれは「運命」を変えることができる、この「因果応報の法則」をもっと有効に使うべきだと私は考えています。と稲盛さんは言われます。


 自分はどういう必然があってこの世に生まれたのだろう。それがわかれば生きる意義、意欲、志命が出てくるのでしょう。誰かがそれを教えてくれるとよいのですが、それは難しい、目の前に来たことに対して、「人として正しいかどうか」をよくよく考え、「ど真剣」に生きるしかないように思うのです。 


 中国古典の「陰隲録(いんしつろく)」を読んでみました。袁了凡は、自分の運命を知って、無欲達観さらに諦観の境地にいましたが、因果の応報の法則を知って、運命を大きく変えたことが記されています。「因果の法則自体が、宇宙の摂理に沿っているからこそ、人間の運命を変える力をもっている」という稲盛さんの壮大な言葉を噛みしめています。

Y.H.C.矢山クリニックの今朝の輪読より(書籍:稲盛和夫著 魂の言葉108