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053 働く喜び
2019/12/03/(火)
053 仕事の楽しさとは苦しさを越えたところにひそんでいるものなのです。と稲盛さんは言われます。
「仕事は趣味や娯楽のようにたやすいものではありません。長い時間、努力を重ねて、たいへんな苦労をしなくてはなりません。しかし、その苦労の末に得た喜びは、趣味や遊びの世界で得る喜びとは比べものにならないくらい尊いものです」とあります。この章はいろいろ考えさせられます。スポーツとは競争を通じて心身を鍛錬する遊戯の総称です。遊戯ではありますが、その練習の過程には長い時間と努力、苦労がないと上達できません。仕事は大切ですが何年続けてもルーチンワークのくり返しでは達成の喜びは得られないでしょう。囲碁や将棋も遊びや暇潰しでするものとプロになるのは雲泥の差があります。プロはそれを仕事として高い目標を持って行う人のことを言うのでしょう。医師の仕事は、血液画像診断で病気を決めて、標準治療を行うようになっています。これがルーチンワークになっているのではないでしょうか。
医師としてどんな患者が来られても何とか治療、さらに治ることを目ざしてバイオレゾナンス医学を続けてきました。
Y.H.C.矢山クリニックの今朝の輪読より(書籍:稲盛和夫著 魂の言葉108)