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舩井幸雄先生の思い出
2017/05/31/(水)
現在Y.H.C.矢山クリニックでは毎朝の全職員の輪読会で「法則」 舩井幸雄著、サンマーク出版編集部編を取り上げています。この本は舩井先生の思想のエッセンスがまとめられて、舩井学の根本経典と言えるものとなっています。読み進めながら、舩井先生が私に直接話してくれた思い出を加えて解読してみたいと思っています。
「上手に生きるためには、『正しいルール』を知り『単純万能のコツ』を知ること。」
経営コンサルタントとして様々な業種の社長さんに99%以上の確率で的確な答えを出してこられたその極意がこの「正しいルール」と「単純万能のコツ」のようです。先生に医療のこと、気功のこと、人間関係で気づいたことを話すと決まって「おもしろいね、でももう少し単純明快になるといいね。」と言われました。それは教えきれないほどです。そこでまた考えるのですが医者の頭は教育の途上で、複雑なものを複雑に記憶して、すぐに取り出せるまるで検索エンジンのように働くことが求められます。そのため、「単純明快」の意味がなかなかわかりませんでした。それでもあまり何度も「単純明快」にするように言われるので、少しアタマにきて、そんなに言われるならやってみようと思いたち、それまで診療していた数千人のカルテを見直して、病気を「単純明快」にとらえることができるか検討してみたのです。すると驚くことに、病気の原因が五つに絞られてきたのです。これを「五つの病因論」と言います。考えたときは自分でも本当かなーと疑っていたのですが、100名を超えるバイオレゾナンス医学会のドクターがこの「五つの病因論」に基づいて患者を診療してめざましい結果が出ています。そのため「五つの病因論」は今では仮説というより真説となっています。これも舩井先生の「単純明快」にしなさいという教えのおかげでした。
五つの病因について理解し、それが排除できれば病名に関係なく、改善が見られます。病気にならないため、全ての人に知っていただきたいと思っています。7月2日(日)の第8回バイオレゾナンス医学会全国大会では五つの病因について詳しい話が出ます。機会があればご参加ください。