医療法人山桃 矢山クリニック

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「五つの病因論」について

2017/06/01/(木)

 病気と言われる現象は、ある時突然生じるものではありません。急に発症したように見えても「0」から「100」になるわけではないのです。ドミノ倒しのように小さなドミノからだんだん大きなドミノになって最後に最も大きなドミノがバターンと倒れたのが症状なのです。蟻が倒せる小さなドミノがだんだん大きなドミノを倒していって5mの高さのドミノを倒すという映像を見たことがあります。病気もこれとまったく一緒なのです。西洋医学の臨床はどのドミノが倒れたのかを調べ、そのドミノを建て直す。または除去しようとすることなのは少し考えてみればわかります。しかし倒れたドミノの元をたどっていくと出発点になるドミノが五つあるというのが「五つの病因論」なのです。小さなドミノなので血液と画像診断ではつかまりません。物差しがないと測れないのと同じで、「五つの病因」は臨床医の思考の対象になっていないのです。しかし「ゼロ・サーチ」という波動検知装置を使うと、五つの病因を推定することができるようになりました。一つは「金属汚染」、二つ目は「電磁波ストレス」、三つ目は「化学物質」、四つ目は「寄生虫、細菌、ウイルスの潜在感染」、五つ目は自分で作り出す「ストレス」です。

図を見てください。

 人間は自然の創造力が生みだした最高作品なので、本来は元気で円満に、したいことができる心身を持っています。しかしここに、五つの病因が作用して、ドミノが倒れていき病気が発症してくるのです。このことを理解し納得し、決心して改善すれば良くならない病気はないようだというのがバイオレゾナンス医学の結論なのです。治らない時はまだ改善できていない要因があるに違いない、それを探索して改善することもバイオレゾナンス医学の得意とすることなのです。この考え方と方法論で、難病の一つで患者数の多い慢性関節リウマチは症状を抑えるのではなく治るようになってきました。

(参考書籍)

●リウマチがここまで治った!―ホロトロピック的アプローチで治癒した患者17人の証言 矢山 利彦編著 評言社刊

●リウマチにさよなら 片岡 信子著 舵社刊