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舩井幸雄先生の思い出10
2017/06/13/(火)
人体における長所伸展とは。
自己免疫疾患では症状が激しく、体のダメージが大きい時は短期間だけ免疫抑制剤を使うとしても、長期にわたってつかわれると生体の防御力が低下して感染症や、腫瘍を発症しやすくなります。このことは薬の説明書に記載されているほどですが、無自覚に使われていることも多いようです。
病気は病因や病原体と生体防御力との戦いです。戦いに勝つには、どんな敵がいて、自分の軍隊がどんな武器を使ってどう働いているかを知らなくてはいけません。しかし人間の自覚することは、症状だけで、敵である病因や病原体も知らず、自分の軍隊も知ることができません。痛み、発熱、腫れ、発赤などの不快感を伴う症状は、敵と味方の軍隊が戦っている反応なので、症状を抑えることは、病気からの本質的な解放とは言えません。しかし痛み、症状はつらいので何とかこれを無くしてほしいというのが人情でもあります。バイオレゾナンス医学では、ゼロ・サーチというエネルギー検知装置と任意の波動を出力するドイツ製のレヨメータ使ってどんな病因、病原体が存在するのかということ、サイトカインという免疫系の連絡物質のサンプル(これもレヨメータで代用できる)を使って自分の兵隊がどのように働いているかを推定することができるようになりました。使いこなすには、医学的知識と訓練が必須ですが、これが使えるようになると病気がどのようにして生じているのか、なぜ患者さんがそのような症状で苦しんでいるのかをリアルタイムにかつ全く侵襲なしに推定することができるのです。
このバイオレゾナンス診断は今まで医師や歯科医師の頭の中でデッドストックになっていた基礎医学のウイルス学や寄生虫学、細菌学、薬理学、免疫学の知識とぴったりあうことが多いので驚きです。
ここまできて、舩井流の長所伸展を人体の中で実現することが可能となってきたのです。これも長所伸展というコンセプトを私の頭の中にたたきこんでくれた舩井先生のおかげだと思いだしながら感謝しています。
第8回バイオレゾナンス医学会全国大会では長所伸展の医学についてお話しいたします。